3月末から4月の頭にかけて、ベルリンに滞在し、
2019年夏以来のGRENZEのライブパフォーマンスを行いました。
「GRENZE」(読み:グレンツェ)は、美術デザイナーのクラミカコさんと私が2018年後半から企画を始め、一緒に創作活動を行っているプロジェクトで
過去にベルリン公演、東京公演を行い、ロックダウン中は映像作品を発表しました。
今回は、やっとコロナの規制が緩和され、渡航が出来るタイミングを見つけられたため、
私がベルリンへ行き、制作、パフォーマンスを行いました。
丘の上で、空を背景に
風や寒さに負けず、
お客さんにもその自然の環境を体感しながら作品を見てもらいました。
お互いが直接会って、生のパフォーマンスをするということが第一で今回企画をし、
しかし、色んなトラブルに揉まれ、揉まれたことでまた一層逞しくなってやり遂げた作品となりました。
今後はこの作品、テーマをさらに掘り下げて別の場所でも公演できるようにしていこうと計画を立てています。
ミカコさん、音楽担当の史さんと直接の会うのも2019年夏以来で、
再会の際は、何とも言えない、胸が熱くなる気持ちと「本当に今、やっと、会えているんだ、、、」という不思議な気持ちが入り交ざり、
久しぶりに乗った飛行機では
飛行機が離陸するのを窓から見ながら
「以前当たり前のように移動していたことが、今はこんなにも貴重で、でも、
こうしてやっと飛べたんだ」と、この有難みを痛感していました。
コロナだけでなく戦争も始まり、本当に難しい状況が続き
いろんなことを諦めそうになり、心も弱くなりそうですが
「最善を尽くしていくこと」を心に留めて
日々を大切に
自分に出来ることに心を込めて
今に感謝をして、過ごしていきたいと思います。

(写真)公演様子。

(写真)クラミカコさん、小野史敬さんと。
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