3年前のバレンタインデー。
ロンドンのサマセットハウスのバレンタインデーイベントにてソロパフォーマンスをしました。
フィンランド人アーティストKiri Enkovaaraが彼女のアート作品をもとにダイレクションをし、私はその趣旨に沿って振付、ダンス内容を考えました。
彼女の作品を生かすだけでなく、途中お客さんを別の部屋へ誘導もしていく、という内容のパフォーマンスでした。
普段夕方には閉まってしまうイギリスのミュージアムですが、この日はバレンタインのLate Night Event(夜にチケットを購入した人だけが参加できるイベント)が行われました。
当時は一時的にベルリンを拠点としていたので、このイベントのために単発のイギリスビザを取り、弾丸で大好きなロンドンへ戻ってきました。
私の一つの夢である、ミュージアムで踊るという夢が叶った機会でもあります。
ご縁というのは不思議なもので、
今思い返しても貴重な経験で、運がすごく良かったなあ、と思います。
今は、お客さんの前で踊れるという日々の尊さを、ひたすら身に染みて感じています。
一つ一つのお仕事が、自分一人の力では出来ないことばかりで
全てが当たり前ではないことと感謝の気持ちを忘れず、
今出来ることをより一層大切に、頑張っていこうと改めて思う今日この頃です。
Photos: 'Library of Encounters' at Somerset House, Director/Artist: Kirsi Enkovaara, Photo: Andree Martis
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